嫌な仕事をがんばりすぎて鬱になり、ある日会社に行けなくなってそのまま家に引きこもり、家族に厄介者扱いされるようになってしまった人の比喩にしか思えない、古典ながら現代社会の問題に切実に通じた作品。
引きこもり本人にこれを読ませたら、きっと自己嫌悪に陥って事態がさらに悪化するか、ショック療法になって快方に向かうかのふたつにひとつ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・文学
- 感想投稿日 : 2024年5月11日
- 読了日 : 2024年5月11日
- 本棚登録日 : 2023年1月28日
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