主君の秀保が亡くすところから始まり、関ヶ原、そして泰平の世になるまで描かれています。石田三成との対立から、幕藩体制の礎を築いていくまでの藤堂高虎の功績があります。 大坂の陣までに豊臣方に睨みを利かすために、今治城の土台を伊賀上野城にしたり、篠山城を修築したりしています。家康に大いに認めてもらえるまで時間がかかりましたが、武功だけではなく経営者としての藤堂高虎の姿勢が見受けられます。
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- 感想投稿日 : 2019年9月15日
- 読了日 : 2019年8月31日
- 本棚登録日 : 2019年8月31日
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