自死という生き方 (双葉新書)

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レビュー : 10
著者 :
「おやっさん」さん 思想/哲学   読み終わった 

実に爽やかに読めました。
内容
解説 浅羽通明
 この死者を見よ――『新葉隠』との対話
 新葉隠 死の積極的受容と消極的受容
はしがき
 1章 三島由紀夫、伊丹十三、ソクラテス、
    それぞれの不可解
 2章 なぜ彼らは死んだのか?
    ソクラテスの場合
    三島由紀夫の場合
    伊丹十三の場合
    老衰も自然死も嫌だ――それぞれの苦境
 3章「未練」と「苦痛」と「恐怖」
    彼らは、「苦痛」、「死そのもの」、「死後」
    への危惧ないし恐怖をどのように克服したか?
 4章 死の能動的受容と受動的受容 
    五段階説
    観念的知識と体感的知識
    「二人称の死」と「三人称の死」
 5章 自然死と事故死と人工死
    自然死は悲惨――専門家の見解
    虚無主義と厭世主義
    受動的自然死派の人々
 6章 武士道と老人道
    ヤクザ、武士、老人、それぞれの苦境
    人生は恋人
    『葉隠』――日本人の聖典
 7章 弊害について
    自由は怖い
    共同体
 8章 キュブラー・ロス――キリスト教徒の苦境
 9章 補助的考察
    神秘、大いなる存在、魂、あの世、神、など
    虚無主義にも厭世主義にも関係のない
    「人生を肯定する自死」
 10章 雑感と日常
    雑感
    日常生活
 あとがき
 最後に 父の自死について 須原純平

自分自身も、若い頃から、融通無碍にこの世を時間空間的に過ごしてきて、69歳なのですが、実に共感できる生き方だと思いました。
この本と佐伯啓思さんの「死と生」を読んだのですが、どちらも関西人で、私も関西人、とっても親和性があるのです。
それと、縄文時代、弥生時代を経てきた日本民族の死生観、人生観、そんなことを感じながら読めました。
ユダヤ・キリスト・イスラム世界に生を受けなかったことに感謝です(笑)。
  

レビュー投稿日
2018年12月8日
読了日
2018年12月7日
本棚登録日
2018年11月28日
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