三橋貴明・東谷暁・中野剛志氏が三章にまたがりTPPが如何に大嘘のまやかしかであるかを論破している。
その論理展開がいたって正確なデータ分析、世界の政治経済現象分析、あるいは、資本主義社会が歴史的に経験してきたことを時系列で押さえ、はたまた、行き過ぎた新自由主義を理論的に反省する米国の経済学者の論陣も参照しながら丁寧に説明している。
盲目的に米国資本に追随する対米従属派は、売国奴と言わざるを得ない。
中野剛志氏が言う健全なナショナリスト政治経済学者の台頭が待たれるところである(お願い・笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2012年2月13日
- 読了日 : 2012年2月13日
- 本棚登録日 : 2012年2月12日
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