おもしろかった。
長すぎるという評価が多いみたいだけど、終始一貫して食べ物のシーンや描写が多く、まったく飽きないどころかほぼ一気読みしてしまった。
夜中に、玲子が実家に帰って犬を連れてから、横田の家に潜り込むシーンだったせいでなになになにするの?どういうつもり?とドキドキハラハラして寝付けなかった。
脇役のメンツもみんないい味出してて、本当にその辺にいそうな感じ、リアルに感じる。
柚木麻子、かわいいキャピキャピ小説か、あるいは棘だらけのつらくなるだけの内容かと勝手に名前から想像して、読んだことなかったけど、なかなかどうして骨太で、ぐいぐい引き込まれた。
篠井さんが娘と登場した時にはうるっときてしまったな。
救われるラストでよかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月16日
- 読了日 : 2019年7月15日
- 本棚登録日 : 2019年7月15日
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