ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2013年7月5日発売)
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半沢ドラマがはやっていたころに買って、読み終えていたものを再読。むかしより「斬新さ」を感じなくなってしまったなあ。。ブームのころは何を何回読んでも面白い、スカッとする!と、思っていたのになぜだろう~あのころに戻りたーい。

主人公は池井戸作品おなじみの銀行員。だけど彼は出世コースを外れており、定年まで数年を残し関連会社へ出向している身分。通勤途中でトラブルに巻き込まれ、そこから身の回りで不審な出来事が相次ぐようになる。プライベートで不可解なことが続くのと時を同じくして、出向先の職場でも不正か?と思われる事象が発生し、経理部長として真相を追っていく。家のことは家族と、職場のことは仕事仲間と、協力を得ながら解決に向かって進んでいく様は、読んでいて楽しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年12月15日
読了日 : 2017年12月15日
本棚登録日 : 2017年12月15日

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