女性アニメーター石田敦子さんのコミックエッセイです
アニメ誌で連載していたものらしいです
アニメ誌で連載はされていたようですが、アニメに関係ない健康や家族ごとの話もよくありました
ニュースに挙げられている世相を批判したり、昔の大らかな時代を感じました
石田さん自身が勧善懲悪寄りなモノの見方をされているため、その分サクサク話を進めるので読めやすかったです
アニメーターにまつわる話題はもちろん、職業の貴賤について広がったり、同僚への批判だったり、愚痴臭い疲れたネタも書かれています
光も闇も包み隠さず書いてるので、アニメわの仕事に夢があるのか夢がないのか分からなくなる読み心地でした
コラムひとつひとつに、創作美少女のキャラデザが添えられており、そこでアニメ誌らしさを担保されてらっしゃるのかなと思いました
どれもクオリティある美少女で、それを毎回オリジナルで被さず登場するので、引き出しの多さを感じました
基本は著者の顔芸リアクションがメインで、全体的に少女マンガのあとがきのような気恥ずかしさが強かったです
コミックエッセイですが字の割合が多く、思ってたより読み進めるのに時間がありました
字が冗長というわけではなかったので、よかったです
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年6月2日
- 読了日 : 2024年5月26日
- 本棚登録日 : 2024年5月26日
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