Shock Doctrine

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  • Picador Paper (2008年6月24日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 4
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こつこつ読んで半年ぐらいかかって読了.知り合いのブログに紹介されていたのがきっかけで読み始めたが,ノーベル経済学者のミルトンフリードマン率いるシカゴ学派が新自由主義を推進するために世界でどんなことを起こしてきたか豊富な取材結果を元に紹介している.ちょっとはじめからCIAの行っていた悪魔的な拷問手法の研究紹介から始まるので面くらってしまうがその後の章で紹介される災害や戦争の発生を利用してアメリカやロシア,中国でどうやって新しい富裕層が形成されていったか説明されている.訳本では惨事便乗型資本主義と訳されていたが,東日本大震災後の日本でこういったことが起こりうることを知っておくには最適な本だと思う.TPPへの参加や大阪維新の会がいかに危険な可能性を秘めてるか日本の有権者は気づくべきだと思う.
訳本が昨年から発行されてるので原書が苦手なかたはそちらを読むほうが早いかもしれない.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年1月29日
読了日 : 2012年1月29日
本棚登録日 : 2012年1月29日

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