阿刀田高の古典もの。BC6世紀にギリシャで生まれたイソップの物語を、15世紀に日本に入ってきた「伊曾保物語」と「イソポのハブラス」の内容を中心にまとめたもので、子供のころからよく知っているものから、意外なものまで幅広く解説。よく知られているものと言えば、「アリとキリギリス」ですが、原典ではキリギリスではなく「蝉」らしい。蝉だとあまりに短命で、冬までは生きられないと思うのだが…。ちなみに毛利元就の「三本の矢」も元ネタはイソップらしい。この手の小ネタが満載の内容。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
紀行・エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年2月11日
- 読了日 : 2014年2月8日
- 本棚登録日 : 2014年1月19日
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