ケロリがケロリ (いとうひろしの本 12)

  • ポプラ社 (2008年5月1日発売)
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本棚登録 : 162
感想 : 20

おたまじゃくしのケロリは、大きなしっぽが自慢です。将来は池の王様になるつもりです。とくいになっていばっていましたが…そのうち、だんだんしっぽが縮んできたのです! さあたいへん!
普通のカエルになったケロリは土の中にもぐって隠れてしまいますが、外からは楽しそうなカエルの合唱がきこえます。気持ちをケロリ?ときりかえて、みんなといっしょに歌いましょう。

生き物たちが特徴的なタッチでかかれた絵本です。
内容としては「神童も大きくなれば、ただの人」過去の栄光にとらわれず、気持ちを切り替えようってことかな、ととらえているのですが。
おたまじゃくし→かえるって、結構変化大きいですよね。色も形も生活も。改めて気づきました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: どうぶつ系絵本
感想投稿日 : 2010年5月10日
読了日 : 2010年4月9日
本棚登録日 : 2010年4月9日

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