真夜中。
ちいさなファンタンはひとりで暗い森を歩いていました。
そこで、こわ~いオオカミを見つけます。あわてて木のうろに隠れたたファンタンが、様子をうかがっていると、今度は大きな虎がやってきました。
そこでファンタンが出会ったのは、小さなうさぎ。
2人は無事に森を出て、おうちに帰れるでしょうか?
怖いはずの動物たちが、どこか憎めないユーモア絵本。
オオカミや虎のとぼけた表情、お行儀よくチョコンと座っている姿が可笑しいです。
大きな動物たちだって、虚勢を張ってるけど、ファンタンと同じくらい心の中はビクビクしてるのかもしれません。ファンタンとうさぎの方がずっと大胆で、勇気がありそうですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ともだちの本
- 感想投稿日 : 2011年6月1日
- 読了日 : 2011年5月15日
- 本棚登録日 : 2011年5月31日
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