蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)

3.88
  • (72)
  • (73)
  • (90)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 785
レビュー : 108
著者 :
制作 : 久保 忠夫 
夢野 旅人さん 文芸   未設定

赤井赤子と田村ゆり子に完全にやられました。死生観 そして性 そして恋というもの 赤井赤子をプロファイリングするととても面白い そして、彼女は冬をこせたのか 
 一つびっくりする 一文があった。
田村ゆりこの言葉
「ええ、五時だったわね、五時という時間には、ふたすじの道があるのかよ、一つは昼間のあかりの残っている、道のすじ、もう一つは、お夕方のはじまる、道のすじ、それが、すっと向こうの方まで続いているのね」
これは量子論シュレーディンガーの猫 ではないか。犀星はこの量子論をしっていたにちがいない。

とにかく今頃ではあるが、最高の文章である

レビュー投稿日
2007年4月21日
本棚登録日
2007年4月21日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ...』のレビューをもっとみる

『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする