X‐ファイル 呪われた抗体 (角川文庫)

  • 角川書店 (1997年9月19日発売)
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小説版「Xファイル」シリーズの4作目。ガン研究所が襲撃され、研究員は全員死亡する事件に端を発し、奇怪な死因の死亡事件が続発する。最先端医療にまつわる恐怖潭。Xファイル版『バイオハザード』と言ってしまえばネタばれと怒られるだろうか?(笑)しかし、意外な追跡劇と陰でうごめく組織の存在もあって、なかなか読み応えのある怪奇サスペンス小説に仕上がっている。初刊は1997年、実に15年も前なるも古さを全く感じる事無く、むしろ文体は非常に丁寧であり読みやすい良書と言えるだろう。著作権等の都合上、現在絶版なのは非常に残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スピンオフ小説
感想投稿日 : 2013年8月31日
読了日 : 2012年2月6日
本棚登録日 : 2013年8月31日

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