2016年、29冊目はそのスジのトップランナー、東雅夫編集のホラー・アンソロジー。
大槻ケンヂから、小池真理子、森村誠一、石原慎太郎、そして、岡本綺堂までのヴァラエティーに富んだ、そうそうたるメンバー。しかし、自分、単独作を読んだ作家は、今回もいないのよね……。
そんな中気に入ったモノは、ダーク・ファンタジー的な、山尾悠子『通夜の客』。異形モノ&SFホラー的な『白い少女』。ベタな怪談的『憑依教室』。次点が森村誠一『青の魔性』。小池真理子『ミミ』かな。
全体では、大ハズレはないものの、小アタリ止まり。(個人的には)ホラー度も中級。総合評価で、★★★☆☆は妥当なところでしょう。
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- 感想投稿日 : 2016年8月17日
- 読了日 : 2016年8月17日
- 本棚登録日 : 2016年7月25日
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