2015年、11冊目はアンソロジー。
名前だけは知ってる系の方々が7名ズラリ(単独作の既読は鈴木光司と恒川光太郎のみ)。
ミステリーあり、ホラーあり、ファンタジーもダーク・ファンタジーもありで、アンソロジー系では、久々のアタリ。
お目当ての恒川光太郎は『雷の季節の終わりに』を感じさせる和風、大人のダーク・ファンタジー。この世界観と言葉のチョイス、スッカリ中毒です。
ソレに並ぶのは道尾秀介。ラスト1p(5行)はミステリーの醍醐味。ヤラレた感でいっぱい。
アンソロジーでは、イイところがなかった鈴木光司も今回はなかなか良かった。このオチは好き。その直前、少々バタバタしてる気もするけど……。
小路幸也のホッコリ系ファンタジーも、吉来駿作のホラーサスペンスも、悪くない。
有栖川有栖と石田衣良はチョット、自分の好みとは違ったかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月2日
- 読了日 : 2015年3月2日
- 本棚登録日 : 2015年3月2日
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