読書状況 読み終わった [2013年2月22日]

刑務所の囚人がいかに非人間的な環境におかれているか、囚人達をそのような状態に追い込んで平気でいる、さらに善を為しているとまで考えている司法の人間の糾弾。全編ただそれだけが延々とつづく。長い。つまらない。

2013年1月11日

読書状況 読み終わった [2013年1月11日]
読書状況 読み終わった [2013年1月11日]

水木しげるの漫画「死人つき」の種本が「ヴィイ」だということで読んでみた。「ヴィイ」のみならず「外套」も面白かった。この主人公、山田にしか見えない。このような冴えないサラリーマンの悲哀を描いた風刺的な作品ってもっとないものだろうか。

大学1年のとき読んで大きな衝撃を受けた本。正義は必ずしも報われないし、善なる動機は必ずしも正義かどうかわからない。

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「神父セルギイ」これは私には理解不能。短編だし、ラストでは証明を省いて結論だけ述べてしまったようなものなので、すでにわかっている人にしかわからないだろう。

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「悪魔」は他の文庫で読んでいたのでそれ以外を読了。主人と下男:あまりにもつまらないが、下男が助け出されたときがっかりしたという描写がいかにも的確、トルストイらしい。神父セルギイ:最後の回心の前に悩みが書かれていないので共感が難しい。壷のアリョーシャ:死に様がいい。何のために?:普通に世の中の不条理を描いた作品。トルストイが本気を出せばもっとすごいものが書けていたのでは。全体的に、民話集には入れられないけど民話と同レベルの単純さの話だった。トルストイの考える「結論」に持っていくのはいいとしても、そこまでに普通の人が抱くであろう葛藤をトルストイらしい緻密さで描写してくれないと共感できない

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輪廻の主体が存在しないのに悪から逃れられない理由が納得いかない。

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「イワンのばか」収録の話より神の描写が直接的、そこがよかった。したがって「二老人」と「愛のあるところに神あり」が好き。

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トルストイの結婚ものはワンパターン。同じものを求める人にはそれでいいのだけど。解説で「傑作とは言えないが」などと言及するのは大きなお世話じゃなかろうか。

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