菊池亜希子さんとの対談は良かった。
そのなかで著者が、好きなものを相手に伝わるように正直に見せることは、人と人とが関わる大事なきっかけになると言っていて確かにそうだなと。
すぐ思い浮かんだのは、神戸のパン屋さんで買ったピンクのトートバッグ。
これを持って、初めてのカフェに行ったときに店主さんに「私もそこ行きました!パンおいしいですよね!」と笑顔で声をかけてくれた。
初対面で話が弾むことはそうないので、とても嬉しくまた行きたいお店の一つになった。ピンクのトートが出会いのきっかけになった。
そういう思い出や、自分のベーシックが、暮らしをつくるのだろう。
何となく選ばないで集まったモノたちが、生きていくうえで自分の味方になってくれるのだと気づいた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
言葉・エッセイ
- 感想投稿日 : 2018年6月2日
- 読了日 : 2018年6月4日
- 本棚登録日 : 2018年3月19日
みんなの感想をみる