『勇午』の赤名修さんの新作
絵はとても写実的できれいです。
主人公は勇午にそっくりな来島明良という医師。
勇午と似てるけど、こちらの方は少し色っぽいです(´∀`*)
ただファッションセンスには眉をひそめてしまう(笑)
来島が依頼者から安楽死を請け負い、依頼者にその資格があるか
仲間たちとともに審査する過程を描いたものです。
依頼者の家族に近づくために、チンピラの中に飛び込んでわざと
ボコボコにされたり、依頼者の周辺人物との心理的なやり取りの
描写は、”交渉人”勇午を彷彿とさせます。
ボコボコにされるところは、勇午定番の拷問シーンの代わりでしょうか(笑)
来島の仕事のパートナーがいるんですが、彼とのやりとりがどこか
ホモホモしく感じてしまいます。私が腐っているからでしょうか。
まぁともあれ、勇午に続いてすごくテーマ性のある作品ではないでしょうか。完成度は高く、今後の期待大な作品だと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年7月11日
- 読了日 : 2013年7月24日
- 本棚登録日 : 2013年7月11日
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