関ヶ原 敗者たちの復活戦

著者 :
  • グラフ社 (2009年10月26日発売)
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感想 : 4
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それほど期待していなかったのだがいろんな逸話が載っており面白い。
ざっとあげると次の逸話が面白かった。
・丹羽長重の流転の人生
・丹羽長重の章内における毛利勝永の逸話とその妻子に対する家康の措置
・関ヶ原における上田重安の行動
・関ヶ原における木下勝俊の伏見城退去の理由
・木下勝俊の歌人としての評価
・家康の立花宗茂評

【メモ】
P103に「三代将軍・家光の乳母春日局の父・稲葉通政もその一人である」とあるが、春日局の父は山崎の合戦で戦死した斉藤利三であり、文脈上ここでは春日局の夫が正しい。また通政という名よりも通例では正成と呼ばれるほうが多い。さらに、通政と正成は別人としている情報もある。
したがって「春日局の夫・稲葉正成」と書くのが正確である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2010年2月21日
読了日 : 2010年1月3日
本棚登録日 : 2010年1月3日

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