日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景(シリーズ日本人の誇り1)
- 星雲社 (2003年12月5日発売)
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日本統治時代の台湾で中学生くらいだった著者。当時の日本と日本人のカッコよさや素晴らしさを経験し、その直後に中国国民党支配による地獄が始まる。著者にとって日本人は「素敵な人々」の記憶しかない。自分たちはそんな人たちに誇れる国を作ってきただろうか?
「それは自分の責任じゃない」と考えたとしたら、「日本人は変わった」と言われても仕方がないのではないだろうか。
日本統治時代の台湾と、その後の国民党支配の台湾の様子がよく分かる本である。おすすめです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の近現代史
- 感想投稿日 : 2013年10月20日
- 読了日 : 2013年10月20日
- 本棚登録日 : 2013年10月16日
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