アメリカ海兵隊―非営利型組織の自己革新 (中公新書)

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レビュー : 40
著者 :
pctrさん 人文・社会   読み終わった 

組織の存在意義、革新、機能を問う。
細部に宿る本質の探究がすごい。

・陸海空軍との一線を画する存在、仕組み

◯組織が過剰適応に陥らず絶えず革新への挑戦を行なっていくためには、組織が基本的なものの見方、認知枠組み、思考前提を日常的に創り変えるプロセスを制度化していることが重要。
◯海兵隊司令官が推薦図書を公表し、隊員全員に議論のきっかけを提供する伝統
◯海兵隊将校向け月刊誌で自由投稿の紙面を中心に構成、毎号10前後の論文が、軍事理論、戦略、戦術、戦闘技能などを論じながら、海兵隊のあり方をさまざまな視点から絶えず見直している。

1.「存在理由」への問いかけと生存領域の進化
環境、使命、技術、組織からドメインを見出す。時間軸の変遷。

2.独自能力-「有機的集中」を可能にする機能配置
ミッションないしコンセプトを具現化する能力
組織の持っている資源(ヒト、モノ、カネ、知識、情報)を機能として、この資源配分のデザイン

3.「分化」と「統合」の極大化の組織
論理的に不可能な同時達成について、時と場所によって、組織のリーダーが力関係の強い方を選び推進する。

4.中核技能の学習と共有
例 ブーツ・キャンプ

5.人間=機械系によるインテリジェンス・システム
敵、競合の情報

6.存在価値の体化
全人的コミットメントを引き出すもの

レビュー投稿日
2017年5月18日
読了日
2017年5月18日
本棚登録日
2017年5月18日
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