復興計画 - 幕末・明治の大火から阪神・淡路大震災まで (中公新書(1808))

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  • 中央公論新社 (2005年8月26日発売)
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街に対する新たな視点。これを持って街歩きをする。
多くが忘れ去られている教訓。

・防火のための道路拡幅

・都市計画法の生い立ちにおける縮小。予算と規制権限

・東京市民によるものとして発起した関東大震災からの復興

・1930年からの平時の都市計画への財源確保

1.郊外における街路網の決定
2.駅前広場と高度利用の計画
3.郊外地統制と区画整理
4.大都市膨張抑制のためのグリーンベルト計画(〜緑地)

・災害復興の国庫補助(受益者負担の限界)

・戦災復興における国の関与、予算化の経緯

・国有地の緑地化と維持・継承

何をどんな段取りで、いつ頃までに決めるのが良いのか、これまでの経験から大まかな指針をつくることはできないか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済・政策
感想投稿日 : 2017年7月2日
読了日 : 2017年7月3日
本棚登録日 : 2017年7月2日

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