うどん県ファンタジーなので、深く考えず気楽に見られ、流し見にちょうど良い…と適当な感想で済まそうと思ったら、結構実話を織り交ぜているらしく驚いた。
取材を受けた実在する麺通団の田尾氏のコラムによると、
「あの映画は、架空の「松井製麺所」という設定と山にクマがいること以外、ほぼ実話ばかりがちりばめられている。」
挿入される3Dアニメ・妄想のくだりは中だるみが半端なかった。
あれは一応ラストで活かされるのだが、おとぎ話みたいに陳腐で失笑した。
ブームが去るという悲しいリアルな現象と、現実離れした出世。あとついでに夢枕の素直な親父。
実話と作り話が極端で、うまく混ざっていないように感じた。
放蕩息子役がハマっていたユースケサンタマリアが胡散臭すぎて、あの終わり方が受け入れられないだけかもしれないが。
スタッフロールの文字の流れはうどんをイメージしてるのかな?
題字やエンド文字も一捻りあって好き。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年5月9日
- 読了日 : 2019年5月8日
- 本棚登録日 : 2019年5月8日
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