予約していた一巻が入ったと図書館から連絡があり借りて読んだ。
先日のテレビ放映よりもシベリア抑留の悲惨な局面の描写が多く読み応えあり。一巻の半分以上がシベリア時代の回想シーンであった。主人公の壱岐正が46歳で大本営参謀から商社に就職して、戸惑いつつも、情報収集して戦略を立て実行してゆく本質的なプロセスには違いがないことに気づいてゆく流れがとても面白く読めた。二巻以降は防衛庁向けの次期戦闘機の納入の話が佳境にはいる。図書館の連絡を首を長くして待っているところである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月19日
- 読了日 : 2010年8月25日
- 本棚登録日 : 2010年8月17日
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