桜前線が日本列島を北上する春、 新幹線で北へ向かう男女五人それぞれの行先で待つものは…
ふるさとをめぐる五つの物語、いとおしくなるような優しさにあふれた短編集です。
家族って、きれいごとじゃない。家族だからこそ本音をぶつけすぎて、後悔する事もある。
ぶつけられる相手がいるのは幸せなことなんだよ。そんな風に諭されたように感じました。
読了後は身近にいる人に優しくしたくなること請け合いです。個人的には、生と死についてファンタジー的に描かれていた「ハクモクレンが砕けるとき」が一番好きでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人間ドラマ
- 感想投稿日 : 2018年5月7日
- 読了日 : 2017年5月4日
- 本棚登録日 : 2018年5月7日
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