桜の下で待っている

著者 :
  • 実業之日本社 (2015年3月12日発売)
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本棚登録 : 995
感想 : 134
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桜前線が日本列島を北上する春、 新幹線で北へ向かう男女五人それぞれの行先で待つものは…
ふるさとをめぐる五つの物語、いとおしくなるような優しさにあふれた短編集です。

家族って、きれいごとじゃない。家族だからこそ本音をぶつけすぎて、後悔する事もある。
ぶつけられる相手がいるのは幸せなことなんだよ。そんな風に諭されたように感じました。
読了後は身近にいる人に優しくしたくなること請け合いです。個人的には、生と死についてファンタジー的に描かれていた「ハクモクレンが砕けるとき」が一番好きでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人間ドラマ
感想投稿日 : 2018年5月7日
読了日 : 2017年5月4日
本棚登録日 : 2018年5月7日

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