読書状況 積読
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読書状況 読み終わった [2020年6月24日]
読書状況 読み終わった [2020年6月24日]

読書状況 読み終わった [2020年3月15日]

まず文章がうまい。
イギリスの社会情勢の学校教育制度、ブライトンという郊外の街、元公営住宅地の様々な宗教人種貧富のレイヤーが入り混じったまだら模様、カトリックの移民二世とホワイトトラッシュの逆転現象、多様性と無知、ソーシャルアパルトヘイトといった主題が、具体的な事例(というか実体験)とともに説明されて、ものすごくすっと頭に入ってくる、
筆者はリベラルと左翼の間くらいのバランスの視点で書かれているが、筆者自身もそれを自覚している感覚(正確には配偶者が「お前左翼っぽいから」と普通に言うシーンがある)のようで、非常に新鮮に読めた。
いいバランスだと思う。

が、これ、子供に読ませたら書かれた通りに読めないような気もする。
左翼本的に受け取ってしまいそう。
基本的に冷静で分析的な筆者が、日本の居酒屋で、息子が酔っ払いに嫌な絡み方をされるシーンだけ、やけに感情的に、嫌悪感を剥き出しにして書いているから。
この本で筆者が感情的になる部分は、日本のそのシーンと、リアーナのシーンだけ。
子供が読んだら日本ヘイトに向かってもおかしくない。

何にせよ日教組は好きそうな内容なので、マジで課題図書になりそうな気はする。
変なミソがついてほしくない良書。

2020年3月15日

読書状況 読み終わった [2020年3月15日]
読書状況 読み終わった [2020年3月15日]
読書状況 読み終わった [2020年1月13日]

読書状況 読み終わった [2020年1月13日]

いわゆる自己啓発本の古典中の古典。

すばらしい名著。原点にして頂点。
人と話すとき、人となにかに取り組むときに、気をつけるべきことが当たり前のように書いてある。
古典すぎて、ググればほとんど内容が書いてあるページがたくさん出てくるけど、本として持っておくといいな、と思う。
ついつい傲慢になりがちなときに読むとよい。

しかし"How to Win Friends and Influence People"(直訳すれば「友に勝ち、人を意のままに操る方法」)という原題を「人を動かす」と訳した訳者は天才だと思う。
原題はもっとエゲツないというか、扇情的なタイトルなんですよね。

2019年12月1日

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読書状況 読み終わった [2019年12月1日]

いわゆる「ハリウッド脚本術」の決定版。

本の厚みを見れば分かる通り、ものすごい労作。
人口に膾炙しているハリウッド脚本術(いわゆるプロットポイント、ターニングポイント、ミッドポイントといった、プロット構成で書くこと)を否定して、一貫して「読者・観客にどういう感情を呼び起こさせるか」というテクニックについて語っている。
曰く、そういう脚本術にそって書かれたものでもつまらないものはつまらない。脚本にとって本当に大切なのは、感情、それだけだ。(意訳)
なので、そういう脚本用語が知りたい人は原典のシド・フィールドとかを読んだほうがよさそう。

内容としては、脚本に関する実用的なテクニックを集めた「辞書」と言っていい内容で、これ一冊読めばだいたい他の本で触れられている脚本術については網羅できる。
ただ、それ故に、正直これをマトモに頭から順に読んだら頭がパンパンになって逆に何も書けなくなりそうだ。

それに、有名なブレイク・スナイダーの『SAVE THE CATの法則』やヒックスの『ハリウッド脚本術』、シド・フィールドの脚本術本などに比べて、正直情報量が多すぎて、読み物としてはあまりおもしろくない。
(個人的には『SAVE THE CATの法則』が読み物としては一番おもしろいと思うが、実用性はかなり低いと思っている。なんせ各チャプターの説明が雑)

使い方としてはむしろ、それこそイントロダクションの部分だけ読んだら、あとは自分が取り掛かっているところに対応するチャプターを参照するのが一番良さそう。
これを一読しただけで覚えられる人はまあいない気がする。

個人的には、チャプター2の「コンセプトをおもしろくする12の方法」、チャプター4の「主人公の4類型」、チャプター5の「好奇心でそそる、驚かせる」のところが非常におもしろかった。

2019年12月1日

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読書状況 読み終わった [2019年12月1日]

脚本術の講師が、脳科学からアプローチしてストーリーの書き方、を語る本。
と聞いたけど、脳科学に関する部分はひたすら「人間の脳はそういう風にできているのだ」と念を押しまくるだけで、ほとんど似非と言っていいレベルの話で何もピンとこなかった。

ただ、パンツィング神話、プロッティング神話、物語構造神話などの脚本術(小説の書き方)に関する神話を次々に「それは嘘だ!」と否定していくくだりは面白かった。
そもそも脚本術についてそこまで明るくないので、「そんな神話があるのか、なるほど」というのがまず面白いし、「それができるのは天才だけだ!」と言い切ってしまうのも面白い。

あと個人的になるほどな、と思ったのは、
「小説はそれ自体が物事の中心から始まる。物事とは物語のことだ。小説の1ページ目はいわば物語の後半の始まりである」というくだり。
筆者いわく、主人公にもお話にも「過去」がなければ書くべくことがなくなってしまうので、基本的には物語のスタート地点ではなく、膨大な過去をたたえた後半から語り始めるべきだ、ということらしい。
たしかに、そうかもしれない。

2019年12月1日

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読書状況 読み終わった [2019年12月1日]

ハリウッド脚本術の本にさらっと登場する「アーク」という言葉。
その意味とパターン、そして考え方を一冊かけて教えてくれる本。

非常に詳細で、ハウツー本として本当によくできている気がする。
これ通りに考えたら一端の主人公がつくれそう。

2019年12月1日

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読書状況 読み終わった [2019年12月1日]
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