立花隆の宇宙教室

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レビュー : 6
penguinlondonさん 宇宙   読み終わった 

前半は立花隆と宇宙を専門とする科学者2名との対談。まずは系外惑星の専門家。この分野の探査が急速に進み、生物の存在する惑星の発見ももはや夢ではないことが分かり、興奮させられる。学者も立花隆にお付き合いして、深宇宙への旅などと妄想を膨らませるなど、テンションが高い。

お次は「はやぶさ」のイオンエンジンの責任者にして、次期プロジェクト「はやぶさ2号」のリーダーとの対談。深宇宙への旅など数十年内には無理だといきなり冷や水を浴びせられるが、それでもめげない立花隆。木星よりも向こうへ行くには原子力によるしかない、など大変興味深い話題が続く。物理系と工学系の研究者の違いが何とも面白く、この対談部分だけでも一読の価値はある。

しかし、後半の、「小学生に宇宙について学ばせ、立花隆と議論できるところまで持っていく」という企画は、半年間、小学生の成長を見守ってきた人にとっては感動的な体験だつたのであろうが、外部の人間にとっては、正直言ってあまり面白くなかった。子供にいかに学ばせるか、といった部分についても、あまり得るものがなく、やや期待外れ。

(2014/10/27読了)

レビュー投稿日
2014年10月28日
読了日
2014年10月28日
本棚登録日
2014年10月28日
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