冬の日誌

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本棚登録 : 271
レビュー : 25
制作 : Paul Auster  柴田 元幸 
petercatさん 海外   読み終わった 

「内面からの報告書」がメンタル編でこちらがフィジカル編。体と地面が近かった子供の時に踏んだ冷たい床に始まり、怪我をしたり病気をしたり、20回以上引っ越した家、両親の死を受け止めた体の記憶…巧みな語りや描写力により最近の作家の小説より面白く読めるのだが、これを読んでいる人は私に限らずたぶんオースターの読者であり、「へえ、オースターはこんな人生を送ってきたのか」と思うから「面白く読める」ようには思うけれど。
「内面」と並んで2冊も自分語りをするとは、オースターも歳を取ったものだ。ここまで付き合ったからには「4321」に、柴田さんの名訳ともども期待している。

レビュー投稿日
2017年9月7日
読了日
2017年9月6日
本棚登録日
2017年4月20日
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