わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い

  • 左右社 (2021年1月29日発売)
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本棚登録 : 514
感想 : 18
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最も長いエッセイは沈黙について。レイプやDVの非対称性。女性は黙らされる。加害者(男性)の将来に響くから、洋服が適切でないのが悪い、酒を飲んでいたのが悪い、Noとは聞いていない、夫婦なんだからいいだろう…「すべての男がレイプ魔ではない」?OKわかった、でも「すべての女は男からの暴力やハラスメントを恐れて生きている」。私もだ。
面白かったのは「女が読むべきでない80冊」ナボコフのロリータが児童虐待の話だと指摘し、ヘミングウェイ、バロウズなども「ノー・リード」。ヒーロー作家にリルケ、ネルーダ、ウルフらと並んで鈴木俊隆とは?と思ってぐぐるとアメリカで禅を広めた人らしい。
翻訳がカチコチして読みづらいが「説教したがる…」と同じ翻訳家か。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外
感想投稿日 : 2021年3月21日
読了日 : 2021年3月15日
本棚登録日 : 2021年1月26日

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