花咲小路四丁目の聖人

著者 :
  • ポプラ社 (2011年11月9日発売)
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ご隠居は、元『伝説の大泥棒』
得意技を活かし、商店街の事件を解決するー。


さびれつつある商店街『花咲小路商店街』
主人公の矢車亜弥は、両親が始めた小さな英語塾を継いで講師をしている。
隠居している父は、日本に帰化したイギリス人。
プロモデラーの英国紳士・聖人70歳。通称セイさん。
だが実は、その昔イギリス中の美術品や金品を誰も傷付けず、脅さず上流階級から盗み
現場には〝saint〟と刺繍された手袋を片方残すのみで決して捕まらなかった世紀の大泥棒。
商店街で起こる事件をその手腕で解決していくのだか゛、亜弥は気が気ではなくて…。

最初、イギリスの泥棒紳士〝セイント〟って…。
英国紳士らしさを描くためか?セイントのルーティンの紅茶とか…。
克己をキャツミ・北斗をホキュトって…。
亜弥の問いかけに全て聞いてはいけませんと秘密にする所とか…。
物語に入り込めなかったー(〃ρ∩°`)ウゥ…

町内のちょっとした怪しい行動から商店街を揺るがす大きな事件へと発展し、
亜弥と克己と北斗の友情にほっこり
大企業の買収をどう撃退するんだろうと、ドキドキ。

小路さんの作品は東京バンドワゴンシリーズが大好きです(❁´ `❁) ♡
その他にも、下町の人々の人情を描くのがとっても上手で心が温かくなります。
この作品も、古き良き下町の商店街を愛する人達の姿とっても優しかった。
読了感は、決して悪くはないのです。
ほっこりしました…でも、ちょっと残念かなー(´⌒`。)
亜弥と克己のこれからは、気になります(*´˘`*)♡

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 温かいお話
感想投稿日 : 2016年3月3日
読了日 : 2016年1月29日
本棚登録日 : 2016年3月3日

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