「分かりやすい説明」の技術 最強のプレゼンテーション15のルール (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2002年10月23日発売)
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分かりやすいとは、話し手の意図を正しく理解し易い状態のことを言う。
そのためには長期記憶に残るように情報を整理する必要がある。
 ①情報をラベル化したり、馴染みのある言葉に言い換えたりする。
 ②情報をなるべくシンプルに、コンパクトに。
 ③論理的な整合性を担保する


それ以外にも意識すべきテクニックとして
・説明の最初では相手が大枠を理解するまでの時間を待つ(タイムラグを認識する)
 タイムラグを短くする対策としては
  ①大枠やラベルを提示してあげる
  ②大枠を理解するまで待つ(相手の頭の中に地図が出来るのを待つ)
・大事なポイントの前では「間」を取ったり、話すテンポを抑える。
 これも相手の意識(つまり集中力)をコントロールし、また相手が処理できる情報量を理解して正しく伝えるために行う。
・相手の理解度や前提知識の量に応じて、説明時の具体度・抽象度をコントロールする
・重要なポイントの前では「質問」「投げかけ」で意識を惹きつけ、説明後には「まとめ」「要約」で情報を整理して渡してあげる
・話すテンポは一定ではダメ。抑揚をつける。早いところと遅くするところ。

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感想投稿日 : 2020年5月4日
読了日 : 2020年5月4日
本棚登録日 : 2020年5月4日

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