RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年3月30日発売)
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本棚登録 : 192
感想 : 10
3

物語がやっと少し動き出した感じ。

人間世界遺産とか、後の巻のタイトルを知っていると先が分かってしまうけれど。

主人公たちが結構特別で、能力も高い特別な存在なのかと思ったら、真響や真夏など、異能集団でびっくり。
特に深行は術者としてはまだまだ初心者だったとは。

高柳はライバルかと思ったのに取り敢えずフェードアウト…。

最後の方で和宮くんが、カラスの姿で再登場。
和宮くん贔屓としては嬉しい。

色々な勢力が登場してきたけれど、それぞれの勢力図、大人たちが何を考えているのかはまだ分らない。
続きが楽しみ。

この作者の文章、なんだか意味が取りにくいと思ったら、台詞が本当に日常会話レベルで、省略されている。
話し言葉と思ってテンポよく読むと気にならないけれど、じっくり読むとかえって意味が取りづらい。
ポンポンとテンポよく読める。
アニメとかでも台詞は原作そのままで使えそうなほど喋り言葉。

主人公の引っ込み思案なたどたどしさは台詞から伝わってくる。
アニメ絵ではなく、酒井さんの絵の方で主人公をイメージしやすい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2013/06
感想投稿日 : 2013年6月20日
読了日 : 2013年6月20日
本棚登録日 : 2013年6月20日

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