主人公の斜に構えたような態度はやっぱり苦手。
作者の突っ込みセンスが合わないのかも…と思う。
どんなどんでん返しが来るのかと思っていたらまさかのファンタジーミステリー。
「あっち側」と「こっち側」でオカルティーな話みたいーと思っていたら、本当にそうだったとは。
いくら役目のためとはいえ、厭な中学生だと思ったら妖が憑りついていただけだったので安心した。
どんだけ生きてきた存在なんだ…と突っ込んでいたらまさかの。
中学生のお母さんの「御前さま」も本当に御前さまだったとは…。
曾祖父がのし上がった方法が、妖術でトップを操っていただけ、というのにはマンガ的な落ちを感じる…。
種明かしをしてみればあちこちに見え見えの伏線が落ちているけれど、ファンタジーな結末を想定には入れないので気付かない…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2013/03
- 感想投稿日 : 2013年3月21日
- 読了日 : 2013年3月21日
- 本棚登録日 : 2013年3月21日
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