空とぶライオン (講談社の創作絵本)

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本棚登録 : 184
レビュー : 29
著者 :
制作 : 佐野 洋子 
unknownさん 2013/08   読み終わった 

あるところに立派なライオンがいた。
ライオンは親戚の猫たちがやってくるともてなすために空を飛んでシマウマを獲ってきた。
猫たちはライオンを口々にほめる。
そんなことが毎回毎回続いた。
ライオンは疲れて来て、休みたい、昼寝をしたいという。
でも、猫たちはライオンが休むだって、昼寝が趣味だって、ライオンは面白い冗談を言うなあ、と誰も本気にしない。
そしてある日とうとう、飛ぶことも出来なくなって休むとそのまま動かなくなって固まってしまった。
やって来た猫たちはまたライオンが冗談を言っているのだと思う。
けれど、もうライオンは深い眠りに落ちてしまったあとだった。
何百年も経って、あのライオンは怠けすぎたために石になったのだと言われていた。
ある猫の女の子が疲れたから休んでいるんだね、と言うとライオンは起きだした。
女の子がシマウマって獲れる?と聞くとライオンは空を飛んで行った…。

最初は人のいいライオンをおだてて自分たちだけ楽をしようと思っている悪い猫たちだと思ったけれど、動かないライオンを見ての猫たちの反応は本当にラオンが休みたいと思っていたとは思わなかったのだろう。

昔の作品だけれど、過労死とかそんな現代の風潮が現れている…。
仕事もほどほどに休むことも大切。
最後猫の女の子に言われてまたシマウマを獲りに行ったライオン。
今度はどうなるのだろう。
悪循環でなければいいな。

カラフルなライオンの絵。
ファンタジックはタイトル。
しかし、その中身はお花畑ではなかった。

レビュー投稿日
2013年8月3日
読了日
2013年8月3日
本棚登録日
2013年8月3日
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