お金を少しでも稼いでいかないとお父さんにどやされる女の子。
お母さんの形見の大きい靴は馬車を除けようとしてどちらもなくしてしまう。
マッチを1本擦ってみると幻想が見える。
暖かいストーブ、ごちそうのがちょう、おばさん。
全部のマッチを擦り終わった翌朝、街の人は冷たくなった少女を見つける。
マッチで暖を取ろうとしたことは分かっても、誰一人として少女が幸せな幻想を見ていたことには気づかずに。
中島潔のきょとんとした表情がかわいい。
絵柄のせいか、外国が舞台でも日本の話に見えてしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2014/12
- 感想投稿日 : 2014年12月22日
- 読了日 : 2014年12月22日
- 本棚登録日 : 2014年12月22日
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