リツコの家には白猫がいる。
あるとき、お母さんが玄関から入ってくるとき、黒猫が当然のように入ってきた。
お父さんも喜んだので2匹飼うことに。
夜、リツコが寝ているとベランダで音がする。
こっそり覗いてみるとあの白猫と黒猫がダンスを踊っていた。
翌日お父さんとお母さんにワンツーワンツーと踊るのは何かと聞いてみるとワルツだそうだ。
その日はリツコの誕生日パーティーでみんなが誕生日を祝ってくれた。
テーブルの下では2匹は今日は黒猫の誕生日だと言っている。
夜、リツコがまたベランダを見てみると2匹が楽しそうに踊っていて、更に近所の猫がたくさんお祝いに現れ、みんなでダンスを踊り始めた。
あれから猫たちはダンスを踊っていないけれど、きっとまた来年の誕生日には踊るのだろう、とリツコは思うのだった。
たくさんの猫たちが踊っている場面の絵はかわいい。
猫が踊るだけ、というのはちょっと安直。
もう少し何か欲しかったと思ってしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2013/10
- 感想投稿日 : 2013年10月31日
- 読了日 : 2013年10月31日
- 本棚登録日 : 2013年10月31日
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