やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)

  • フレーベル館 (1982年1月1日発売)
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動物園のみなしごの子ライオンを面倒見のいいメス犬が育てる。
ライオンは臆病なのでブルブルという名前だった。
ライオンは順調に育っていったけれど、ある時ライオンだけ遠くの動物園に行くことになり、2匹は離れ離れになる。
ライオンはサーカスで人気者になった。
でもあるとき犬のことを思い出して空を駆けて犬の元へ。
犬はもう年老いていた。
そこへライオンを追ってきた人たちがライフルを打つ。
雪の中にしっかりと抱き合って倒れる2匹。
だけれど、その後のライオンの足跡を辿ると、丘の上で消えている。
その日、たくさんの人が年老いた犬を乗せて空を駆けるライオンの姿を見たのだとか。

犬やライオンの目がキラキラしていてちょっと怖い…。
空を駆けるライオンというのは夢があって好き。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2012/04
感想投稿日 : 2012年4月4日
読了日 : 2012年4月4日
本棚登録日 : 2012年4月4日

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