ガールズバンド大好き@こた氏からお借りした、某エロゲ発のバンドのメジャーでビュー作品。正直エロゲの内容がどうで、なんでデビューしてるのかなんてまったく持ってわかってませんが、@こた氏から借りた最後のCDにしては彼らしいセレクトで非常に思い出が深いです。#1こそ男性ヴォーカルのハードでドライヴ感のある曲(なんか影山ヒロノブっぽい?)でちょいと驚きなんですが、#2から本作のメインとしてバトンタッチした第二文芸部の本領が発揮されるわけです。確かな音程と伸びやかなハイトーンが特徴的な椎野きらり氏のボーカルが…なんだよこれめちゃくちゃ俺の好みじゃん。本人たちはパンクのつもりらしいが、その辺のパンクよりもロックしててメロディックで、だからといってメロコアっぽくならず、俺を飽きさせないのがすげぇ。何様だ俺。昔はパンクというだけで毛嫌いしてた俺だが、ヴォーカルが気に入るととことんのめり込むよくわからないタイプですけど、今思ったらなんとなく初期のジュディマリっぽい感じに聞こえんでもない。特に勢いのある#2や#3や#8を聞くとホントにパンクらしい突っ走った感じなんですけど、#5みたいなちょっとひねった(といってもシンプルな)感じの曲が良いアクセントになってます。あとは第二文芸部じゃないけど、#10なんてゴシックメタルっぽいクサクサなシンセまで入ってるじゃないですか。こっちのヴォーカルもかなり上手いなあ。学生バンドっぽい勢いのある感じの曲が非常に良いですが、もっと学生らしく下手な演奏でも良かったかな(笑)さすがにプロダクションも曲も良すぎなんだもん。(贅沢)
- 感想投稿日 : 2008年3月18日
- 本棚登録日 : 2008年3月18日
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