わたしたちだけのときは

  • 岩波書店 (2018年9月11日発売)
3.70
  • (6)
  • (12)
  • (14)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 16
4

2021年5月30日、先住民寄宿学校の跡地から215人のこどもの遺骨が発見されたニュースを見てこの本に辿り着いた。

when we were alone.
わたしたちだけのときはね。
文中に何気なく挿入されたこの一文が、とても心に残った。

いろんな海外に行ったことがある知人から、オススメはカナダ。カナダは移住民が多いから、多様性に富んでとても住みやすい国だと聞いていた。
それはこういう、同化政策のようなものと立ち向かってきたからなんだろうか

私はアイヌ民族の血をひいているそうだ
だがあまりにも遠縁すぎてあまり接点がなかった
こういった先住民族が支配・隷属されていた事実、歴史を知るたびに自分になにか出来るのことはないかと考えさせられる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月8日
読了日 : 2021年6月5日
本棚登録日 : 2021年6月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする