7年振りの続編ということだったが、読めば森見ワールドが広がり、とても懐かしい感じがした。加えて一作目よりも物語に起伏があり、次が気になっていく展開だった。
狸、天狗、人間が織りなすファンタジーでありながら、京都の実際の場所を舞台にし、そして、人間味あふれる登場人物(?)ばかりであるからこそ、物語に入り込むことができ、読むたびに心が温まっていくのだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸作品
- 感想投稿日 : 2017年7月10日
- 読了日 : 2017年6月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月10日
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