チーズはどこへ消えた?

  • 扶桑社 (2000年11月27日発売)
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感想 : 2527
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献本、いただきました。ありがとうございます。いわゆる「ビジネス書」なのかと思ったら、これは「ビジネス書」ではなく「イソップ物語(風)」だと思います。とはいえ、私は「物語」の部分を読み終わったとたん、思わず本を閉じてしまいました。なぜって?あまりにも「耳が痛い」物語だったから。私事ではありますが、希望していない部署に異動させられ、もぅ!となっていたからです。まさに「チーズはどこへ!」の状態。かなり心に刺さる物語でした。そして改めて、「わかっちゃいたけど」前に進むことを決心させてくれました。そういう意味でも、良本なのでしょう。難点をひとつ。本って高いのですが、いや、その価格が必要というのもわかるのですが。ここまで一息(ほんとにひといき)で読めてしまうものに、この価格は、私個人では買わなかったな。でも、お勧めします。図書館で借りるか、人に借りるかして、ちょっと手に取ってみてください。時間がない人は、本の真ん中へんの、「物語」だけ読めばいいです。前の方と後ろの方の、大人たちが論議しているところは無視しても、充分に心に届くと思います。(いや、物語が意味していることがわからないよ、という人は全部読んでください。)頂いた本です。手元にあるので、また落ち込んだら、これ読んで、さらに落ち込んで、復活することにします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 献本
感想投稿日 : 2019年3月3日
読了日 : 2019年3月3日
本棚登録日 : 2019年3月3日

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