紹介されている「クソバイス」の数々は、確かにこういうのあるよな、という感じで大変面白いのですが、それに対する「クソバイス返し」が、軽妙なつもりなのかもしれないけれど、笑えないどころか、実際にこれを云ったらその後の関係にも影が落ちそうなものばかりで、非常に気持ちが悪い。この部分をなくすか、直接は云い返せないけれど、本当はこう云いたいという「本音」を書いた方が良かったのではないかと。
なお、私はここに出てくるクソバイスを被弾している方たちとかなり似た状況にある人間ですが、実際にクソバイスを受けたことはほぼないので、クソバイス返しを習得するよりも、クソバイスを受ける隙を作らない、ということが大事だと思いますね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学(海外/国内/エッセイ/評論)
- 感想投稿日 : 2016年2月17日
- 読了日 : 2016年2月16日
- 本棚登録日 : 2016年2月16日
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