ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

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本棚登録 : 12298
レビュー : 734
著者 :
スリーピージーンさん その他   読み終わった 

「優しさにつつまれたなら目に映る全てのことはメッセージ」そういう歌があったが、世界はメタファーだ。確かに。私が閉所恐怖の傾向にあるのは、内省的に自分と向き合うのが苦手だということの現れなのかもしれない。主人公が奥さんを奪還するためにすべてをかけて、あちらの世界とこちらの世界を勇敢に往来する展開は、重厚なミステリーでもあり、哲学的な読み物だ。ノモンハンの話は衝撃的で本を読んで恐怖に襲われたのは久々だった。村上作品では珍しく登場人物を好きになれた。名作。遅ればせながら知った。90年代半ばの作品。

レビュー投稿日
2017年7月23日
読了日
2017年7月16日
本棚登録日
2017年7月23日
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