本屋大賞受賞作なので読んでみた。年齢を問わず誰にでも薦められる本。テーマも目新しいし、いい話。だが、私はひねくれているのでこういうのは好きじゃない。感動も無し。いい話だけどわざとらしさが満載。いちいち登場人物に名ゼリフを言わせようとしてるのがいただけないし、とにかくこの文体が嫌い。 このポエムっぽい文体が最近はびこっているが、誰に端を発しているのだろう? 感受性があふれていると言えば聞こえがいいが高校生が書きそうな文章だ。よかったのは表紙。あの「くうきにんげん」「うきわねこ」の牧野千穂さんの作品。すてき。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年8月20日
- 読了日 : 2016年8月19日
- 本棚登録日 : 2016年8月20日
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