”子どものため”の練習帳ではあるが、説明の仕方の基本中の基本をあらためて認識するという意味では、大人が頭を整理するために読むこともできる。
特に「はじめに」の部分は非常に興味深い。日本では、学校の「国語」で何を習ったのかという質問に答えられないのに対して、他の先進諸国では、「国語」を技術教科として捉え、段階的に訓練されているという。「国語」を技術教科という風には考えたことがなかったので、まさに目から鱗だった。日本の国語教育自体の問題点をうきぼりにしているという点で、画期的なトレーニングメソッドだといえるだろう。
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カテゴリ:
勉強法
- 感想投稿日 : 2020年3月31日
- 読了日 : 2020年3月31日
- 本棚登録日 : 2020年3月31日
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