歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる

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本棚登録 : 188
レビュー : 21
著者 :
pisforpageさん 歴史ネタ   読み終わった 

古代メソポタミア、古代ギリシャ、古代ローマ、中世イングランド、ルネサンス期イタリア、フランス・ブルボン朝、フランス・ナポレオン時代、プロイセン王国&ドイツ帝国の料理本。
古楽の研究をされていた作者さんが、古楽の演奏と(文献に残る記述を補完し想像し再現する)料理の共通点に気づいて自由に作ってみた、というだけあっておいしくなる工夫がされている。手に入りにくい材料の入手方法や代替品についてのコメントも親切。が、やはりスパイスやハーブが何種類も書いてあると躊躇してしまうな…美味しいものが食べたいが決して珍しいものが食べたいわけではないという自分の保守的傾向に気づかされた一冊。いやほんとに美味しそうではあるんだけど。
レシピの合間に入るエッセイも興味深い。15世紀の人文主義者プラーティナによる啓蒙「テーブルクロスとナプキンは白いものを使い、ナイフや食器はよく洗い」にはありがとうと伝えたい。ミネストローネのレシピに「農民の常食ですので、高級品だった塩、コショウや香辛料は使っていません」とあるがこれはちょっと前に流行った塩抜きダイエットではないか!などなど読むだけでも楽しい本だった。

レビュー投稿日
2018年1月2日
読了日
2018年1月2日
本棚登録日
2018年1月2日
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