室生犀星 蜜のあはれ (日本幻想文学集成)

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本棚登録 : 108
レビュー : 16
著者 :
制作 : 矢川澄子 
piyobooksさん 小説(日本)   読み終わった 

老小説家ををじさまと呼ぶ、3歳の金魚のあたい。
この金魚がとても魅力的で引きつけられてしまった。
時にはとても美しい若い女性に姿を変え、
また時には金魚の姿のままでをじさまのおなかの上を
ぴちゃぴちゃと這いまわる。
そしてそのはすっぱな、でもとても女性らしい言葉遣い。
をじさまでなくても、金魚は君だけで十分だと
いいたくなるだろう。
ただ可愛がられるだけの生き物は
可愛がられ方をよく分かっている。

レビュー投稿日
2011年1月14日
読了日
2011年1月14日
本棚登録日
2011年1月14日
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