少女 (双葉文庫)

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本棚登録 : 12372
レビュー : 1243
著者 :
piyopiyo27さん 小説   読み終わった 

告白、夜行観覧車に続く湊さん3作目。
正直なところ、軽い。面白くない。

『人の死ぬところが見てみたい』と、衝撃的なテーマを大々的に掲げているにも関わらず、
肩すかしもいいところ。

それをダシに逆に命の尊さについて締めくくられているなら、わかる。
だが、それもない。
なにやらわからない、変に清らかな少女の友情話で決着している。
それならそうと、そこに重きを最初からおけばいい。
全てが中途半端で途中から飛ばし読みしそうになった。

なぜ、彼が刺したのか、
なぜ、そこから逃げたしたのか、
なぜ、彼女が彼に好意を抱いたのか、
また、その好意は何の意味があったのか、
人の死を目撃したいという欲求があれだけ強く描かれていたにも関わらず、
最後のあのオチは、なんだ。
全く持ってわからない。

いや、意図するところは分かるが、
なぜそうもっていったのか、ただただ不明で不快。

最後は全てが繋がってスッキリまとまった感満載で終了しているところがこれまた不快である。
動機があれほど強いのだから、
それ相応の着地点を設けるのは必須である。
寄り道しすぎ。つまみ食いしすぎ。

久々の不完全燃焼小説。

レビュー投稿日
2012年3月18日
読了日
2012年3月18日
本棚登録日
2012年3月18日
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