国際外交の背景には実戦戦力が必要、自衛隊を管理監督する内局は不要、自主独立国家として自立した国軍が必要、というのが主旨。制服組から内局がどう見えるか等、制服組の実感が分かる点で本書は貴重。現在の自衛隊の保有戦力は把握されているが、外交とのリンクの仕方が不明であり、”気持ち”で書いている部分が多いので、国防”論”とは呼べないと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
政治-含む国防軍事
- 感想投稿日 : 2012年6月16日
- 読了日 : 2012年8月21日
- 本棚登録日 : 2012年6月16日
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