まほろ駅前狂騒曲

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本棚登録 : 3650
レビュー : 455
著者 :
tsukitamaさん  未設定  読み終わった 

まほろシリーズ3作目。
今作を読む前に前2作を読み返していたのと、文庫版の帯に「大円団」とあったので安心して読めました。

個人的に多田は自分と重なるところがあって、なので彼がまた人を愛すことができたこと、そんな自分を肯定できたことが嬉しかった。大人の恋愛のもだもだも微笑ましかった笑
そして行天。行天は臆病で愛すべき人ですね!子どもを傷つけるのではなく、守ることができたときに「幸せだ」と感じることができる、本当に優しい人だと思いました。

誰とも交わらず、誰の記憶にも残らず、一人きりで生きていきたい。そんな風に考えてしまうことが、誰しもあるものだと思う。
でもなんどでもやり直していいし、なんどでも幸せを求めていい。過去を切り捨てるのではなく、まるっと抱えて一緒に生きていける。
なんど切り離されてもしぶとくくっつく行天の指が教えてくれました。

2人の関係性がとてもいいですね。
人と人とのつながりはあたたかい。
生きていくことは、つながっていくことなんだなぁ。としみじみ感じました。

レビュー投稿日
2018年2月23日
読了日
2018年2月20日
本棚登録日
2015年7月20日
3
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『まほろ駅前狂騒曲』のレビューへのコメント

aida0723さん (2018年4月24日)

なるほど‼️行天の小指はそれを教えてくれていたんですね、納得です。

tsukitamaさん (2018年4月25日)

動かない指も、辛い過去も、捨てずに一緒に生きて行けるっていうメッセージかなと個人的には思いました^^

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